かぼたんぶろぐ

大分市の不動産会社㈱大分かぼす不動産の代表のブログ。不動産投資、物件情報、大分の地域情報等々、自由に綴ります。

黒船来航??

ヴィレッジハウスってご存知ですか??

 

今年のはじめにプレスリリースがあり、

ここ最近露出してきたヴィレッジハウス。

一部の方には歓迎されないこの事業、

昨日の鹿児島で少し話題にしたので、

今日はその話を徒然と・・・

 

 f:id:inouehirokazu:20170614223104j:image

ヴィレッジハウスHP

https://www.villagehouse.jp/ja/

 

ホームページを見ると、

まだ物件の詳細や事業主体が不明で、

よくわかりません(笑)が、

初期費用、入居条件、賃料がリーズナブルな

賃貸物件を提供している事はわかります。

 

こんなサービスを西日本で、

なんと、36000戸提供する話なんですが、

それなら競合するから困る!って方も

いらっしゃると思います。

 

ヴィレッジハウスは、

アメリカの投資会社である

フォートレス・インベストメント・グループ

LLC(以下、フォートレス)の関係会社の

全国民間賃貸サービス合同会社が、

雇用促進住宅を西日本全域で

626件(1,638棟5万9,904戸)一括購入し、

ブランディングして開始した

賃貸物件の事です。

 

全国賃貸住宅新聞

http://www.zenchin.com/news/2017/02/post-3149.php

 

 フォートレスは、シェラトン

グランデトーキョーベイを持ってたり、

大分では亀の井ホテル別府を

買った会社でもあります。

 

そんなアメリカの大手投資会社が、

低所得者向けの賃貸物件を、

36000戸西日本で提供するとなると、

ちょっと事件ですよね(笑)

 

実は、このフォートレスは、

2017年1月にこの雇用促進住宅の取得を

行なったんですが、(引渡しは3月末)

2017年2月にソフトバンクの買収を

受け入れてます。

 

ブルームバーグの記事

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-14/OLE0RC6K50YF01

 

ん??と、思った方、そうです。

ソフトバンクグループという事ですね。

 

要は、ソフトバンクグループが、

地方の雇用促進住宅をリノベーションして

割安な値段で、シングルマザーや、

単身者、高齢者、外国人などの

低所得者層に物件提供する事にしたよ!って

ことです。

 

で、またこの一括購入をもう少しよく見ると

626件、1,638棟、5万9,904戸を

366億2200万円で取得していますので、

一件あたり、約5850万円

一棟あたり、約2235万円

一戸あたり、約61万円で、

取得したという事になります。

 

 旧雇用促進住宅ですので、

古い物件も多く、改修工事も大変ですが、

戸あたり200万円の改修工事を行なって、

 賃料平均35000円/月だとすると、

表面利回りで見れば約16%です(笑)

 

もし、戸あたり300万円かかっても、

11.6%になります。

資本の力は凄いですね(笑)

 

ただ、地方の割安な物件を提供していた

大家さんにとっては他人事ではなく、

これまで、競合していなかった

近所の築古物件が、

資本の力を借りて競合してくる

可能性があるという事です。

 

 今後の動向に注目ですね。

では、また!